9月19日（日）聖霊降臨節第18主日　神戸栄光教会創立135年記念礼拝　牧会祈祷

2021年聖霊降臨節第18主日（2021.9.19）／神戸栄光教会創立135年記念礼拝

牧会祈祷　　　　　　　　　　牧師　野田和人

　慈愛に富み給う、私たちの復活と命の主イエス・キリストの父なる神さま、主の年2021年の聖霊降臨節第18主日にあって、今日は特にあなたによって導かれた敬愛するランバス父子を通してあなたがこの神戸の地に建ててくださった私たちの愛する神戸栄光教会の創立135年を覚えて、また次週9月26日に没後100年を迎えられるW.R.ランバス宣教師の足跡も重ねて覚えて、創立第136年目の最初の主日にこの記念礼拝をささげることのできる大きな恵みを心より感謝して、御名をほめたたえます。
　私たちの犯した数多くの過ちにもかかわらず、無から有を生じさせるあなたは私たちを罪の闇から義の光の中へと掬い上げ、主の一つの体なる教会に連なって、主の平和の福音をこの地にあまねく宣べ伝える者として、私たち一人ひとりを立ててくださいました。感謝します。
　今日この創立記念礼拝のために御言葉を取り次いでくださる敬愛する神田健次先生を通して、あなたの愛の深さ、その奥行きを私たちがあらためて感じ取ることができますよう、私たちをお導きください。
　私たちは26年前の阪神・淡路大震災によって倒壊した会堂の再建を、あなたの深い慰めと忍耐に支えられて進めることができました。再建から17年、会堂再建を通してあなたが私たちに与えてくださった希望を、私たちが次の世代へとしっかりと繋いでいくことができますよう、今は困難ですが、日々の礼拝や集会、祈りの会、組会などでの交わりを通して導かれる私たちの信仰生活をより豊かなものとさせてください。
　私たちはあなたの創られたこの世界の中であなたの平安に日々憩うように生かされています。私たちの命を蝕もうとするあらゆるものに私たちが抗い、そこから離れて、あなたの健やかさの中で私たちが生きることができますよう、どうか知恵と力を与え、導いてください。
　苦しみ、悲しみのうちにある者を慰め、憐れんでくださり、病める者の嘆きを受け止め、死の床にある者を祝福し、喜びのうちにある者を守ってくださる、私たちの希望の主イエス・キリストの御名によって祈ります。アーメン。

2021年聖霊降臨節第18主日（2021.9.19）／神戸栄光教会創立135年記念礼拝
マタイによる福音書9章35～36節
説　　教　「W.R.ランバス宣教師の使命を心に刻む」　神田健次牧師

　今回の神田健次先生の説教につきましては、その要約を2021年12月発行予定の神戸栄光教会報『榮光』217号（2021年増刊号）の巻頭言（約3,500字）として掲載いたします。もうしばらくお待ちください。